社会福祉士だった私が弁護士を目指したきっかけは、福祉だけでは解決できない問題に、法的な観点を持って適切な助言・支援ができるようにしたいと考えたからです。もちろん、法的問題だけを取り上げても、その方が安心して暮らせるとは限りませんが、法律家・社会福祉士・医療ソーシャルワーカーとしての知識、経験、技術を組み合わせれば、より多角的な支援が実現できるかと思います。当事務所ではそれを志しています。

また、弁護士には、カウンセリング的な態度も重要です。例えば、ご相談者様の中には「何がどうしてこうなったのか」わからず、混乱されている方もいらっしゃいます。まずはじっくりお話をお聞きします。一緒に問題解決への糸口を探しましょう。

交通事故問題・紛争の回避・解決についてもご相談を承ります。被害に遭われた方にしっかりと寄り添い、お立場を理解した上で、ご負担を軽減し、問題の解決に臨みます。病院勤務の経験があるため、カルテや医学用語について知識があり、連携・協力可能な医療機関も多数あります。

ライフワークは、「終活」と「尊厳死」、「事前指示」、「終末期医療と患者の権利」、「看取り」などの分野です。人が持つ「最期にむけての思い」を受け止め、現実の形にすることは、法律家として、当人の「意思を尊重」し、「尊厳を守る」ための大切な活動であり、使命です。今後は、ベッドサイドへも相談に赴けるようにしてまいります。