不動産や土地のように「分けられない資産」が残っているケースは、最も遺産相続トラブルになりやすいと言えます。これは不動産や土地は簡単に分割できないこともあり、どのように分ければ良いのかで揉めるためです。
対処としては、換価分割(土地を売却してお金に換算する)や代償分割(家を相続した人が他の相続人に金銭を払う)が考えられます。

～不動産相続に関するお悩みを弁護士に相談するメリット～
①弁護士にしかできないことがある
交渉や仲裁、調停、審判、訴訟の代理は弁護士にしかできません。弁護士が持っている他士業にはない強み、それは相続でトラブルや争いが起きた場合、代理人として、交渉や仲裁、調停、審判、訴訟を引き受けられることです。

②相続調査を代行してもらえる
相続人調査で収集する戸籍は多く、被相続人の出生から死亡時までの戸籍と相続人全員の戸籍(現在分)を集めることは大変です。また、戸籍は時代の流れとともに書式が変わっており、現在の戸籍はデータで管理されていますが、一昔前の戸籍は手書き(毛筆体)で書かれているので解読が難しい場合があります。確実に相続人調査を進めるためには、弁護士に代行を任せることが無難といえます。

③当事者同士では解決の難しい問題にも対応
相続問題に家族間の人間関係が結びついてしまい、身内だけでは解決が困難になってしまう可能性もあります。そこで第三者である弁護士が交渉の間に立つことで当事者同士が過度に感情的になることを防ぎ、問題をより円滑に解決できます。