パラリーガルの仕事内容

現在の日本の（狭義の）パラリーガルの主たる業務内容

・契約書や内容証明などの書類作成

・事案の詳細などを、弁護士等から聞いたり、草案のメモなどに基づいて体裁を整えて書類を作成する。

・各種事件の過去の判例や事例についての調査

・事案の処理に寄与するであろう判例や過去の事例を調べ、まとめたりした上で弁護士に提出。

・事案処理の為の文献、書籍検索等の調査

・上記同様、事案の解決に寄与するであろう文献などを検索し、書籍そのものや、内容により該当部分をまとめた物を弁護士に提出。場合によっては、行政への手続きに関する書類作成や申請。

・許認可や申請手続きに関する書類を作成したり、提出したりする。

・企業法務に関する調査や法律書類の作成

・Ｍ＆Ａの際のデューディリジェンスなど、法的な会社調査や議事録作成などを行なう。

・訴訟手続きに関する事案調査や書類作成

・訴状や答弁書の作成、それらの書類を作成するにつき必要な当事者への事情聴取、事実調査などを行なう。


現在の日本の（広義の）パラリーガルの主たる業務内容

・広義のパラリーガルは、上記の狭義の業務に加え、担当弁護士のスケジュール管理

・自分がサポートする弁護士のスケジュールを管理する業務

・各種応対

・電話や来訪の応対や顧客への対応などのいわば接客業務

・郵便物等のチェック

これは、比較的規模が小さい事務所などでその傾向が強く、リソース的な問題から、秘書的な業務をも１人で併せて行なう事に特徴があります。
尚、現在のほとんどの法律事務所では、パラリーガルに広義のパラリーガル業務を行なわせています。