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弁護士と秘書・事務員の力関係

一般的には、ボスが個人的に事務員を雇っている(法律事務所では、そうせざるをえない)ので、弁護士と事務員・秘書は使用者と雇用者の関係になります。

ところが、イソ弁(居候弁護士と呼ばれる弁護士)と事務員の関係になってくると、これは複雑になります。弁護士とはいっても1年目2年目の駆け出しだと、事務員・秘書の方がよっぽどよくものを知っています。こうなると、事務員は弁護士のサポート役という単純構造ではなくなります。

事務員・秘書のなかには、事務所経営にも関わっていて、一般的には、事務員は弁護士のサポート役に徹していることが多いものですが、力関係としては別問題といえることも多々あるようです。

ただ、多くの事務所では、事務局と弁護士は素晴らしいチームプレイで運用されているのが普通です。若手弁護士は、ベテランの事務員・秘書に教えてもらって(有る意味育ててもらって)仕事をしていきます。弁護士も、事務局と仲が悪くなっては自分の仕事もはかどりませんし、一般的には良好な関係を築いて事務処理にあたっているものといえます。

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