社会保険とは、そもそもどんな保険なの？

給料から差し引かれる「社会保険料」ですが、そもそもこれがどんな事のために差し引かれているのか、正確に答えられる人は少ないのではないでしょうか。社会保険料の削減を考える前に、まずは社会保険料自体を知る事から始めてみましょう。

強制加入の保障制度

民間で扱う医療保険や損害保険を「任意保険」とするならば、社会保険とは「強制加入保険」です。つまり、本人が希望するか否かに関わらず、万が一の際に最低限の保障をするために加入させられる保険です。

社会保険料の内訳について

社会保険料とはいくつかの保険から構成されています。

• 〇健康保険
• 〇介護保険
• 〇厚生年金
• 〇雇用保険

これらを合算して社会保険合計として給与明細等に記載されます。会社員、公務員の社会保険料は、会社と折半で支払っており、給料額の一定割合で算出します。（労使折半）。詳細については以下の通りです。

■協会けんぽ

４０歳未満の会社員の場合の健康保険料：報酬月額の９．９７％
本人負担はその５０％の４．９８５％です。

■厚生年金保険料

報酬月額１７．１２％
本人負担はその５０％の８．５６％です。

■雇用保険料

報酬月額１．３５％
本人負担は０．５％です。

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