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インターネット上の取引の仕組み

■銀行振り込み
振り込み依頼人から依頼された送金や振り込みをほかの銀行に対して行う銀行のことを仕向銀行といいます。この仕向銀行を通じて、被仕向銀行(依頼人から依頼された送金や振り込みを行う銀行)の預金口座に金銭が振り込まれるようになっています。
そして、被仕向銀行が受取人の銀行口座に入金記帳をした時点で受取人は銀行に、〇〇円を払ってくださいということができるようになります。
では、詐欺や誤振り込みはどのように扱われ、どのような請求を銀行にすることになるのでしょうか。
詐欺や誤振り込みのように、振り込み依頼人と受取人との間で金銭の支払いを正当化する原因関係が存在しない場合、振り込み依頼人が受取人に対する不当利益返還請求権を取得することになります。つまり、振り込み依頼人は受取人に「お金を受け取る権利がないので返してください」と受取人に主張することができるのです。

■組み戻し
誤って別人の預金口座を指定してしまった場合、振り込み依頼人は仕向銀行を通じて一度行った振り込みの依頼を取りやめるように申し出ることができます。この手続きのことを「組み戻し」といいます。
しかし、すでに受け取る側に入金記帳がなされてしまっている場合は受取人の承諾を得ることが必要になるので注意が必要です。
詐欺的な取引を行う業者は、不正に取得した他人名義の預金口座を振込先に指定することがあります。これは、業者自身が身分を隠すためにしばしば行われます。このような他人名義の口座に振り込んでしまった場合には対応が難しくなってしまいます。口座の名義と業者が違い、相手方の業者を特定することも困難になってしまい、送金額分の被害を回復することが難しくなるためです。
なお、犯罪利用預金口座にかかる資金による被害回復分配金の支払いに関する法律(振込詐欺救済法)に基づいて分配金を得ることは可能です。

■ネットバンキング
ネットバンキングは大きく分けて次の3種類があります。

① 都市銀行湯普通の銀行がサービスの一環として、インターネット上での振り込みや残高照会の手続を受け付ける場合
② ほかに実際の店舗も有する銀行がインターネット上の銀行業務のみを提供する独自の支店を用意する場合。
③ 店舗や支店などをほぼ持たずにほぼインターネット上で銀行業務を提供する場合。

これらのネットバンキングでは、ID とパスワードさえあれば本人以外でも各種取引を行うことができてしまいます。IDとパスワードの管理には注意が必要です。振り込みの仕組みや「組み戻し」の仕方などについては通常の銀行の振り込みとほとんど同じです。

■クレジットカードの仕組み
カード保有者が、カード加盟店から購入した商品や提供を受けたサービスの代金の決済を、カード会社が介在して、取引後の一定の期日に行う仕組みの取引をクレジットカード取引といいます。クレジットカードを使う時の仕組みや流れは以下のようになります。

① カード会社が加盟店との間で加盟店契約を締結する。
② カード会社は入会審査を通過した入会申込者に対してクレジットカードを発行する
③ カード発行を受けたカード保有者は、加盟店と商品契約・薬務提供契約を締結する際にクレジット加盟店に提示する
④ 加盟店は商品代金等をカード会社に請求し、カード会社は加盟店に一括して立て替え金を支払う。
⑤ カード会社は、カード保有者に対して立て替え払いを行った分の代金支払いを請求する。

クレジットカード会社には次の2種類の役割が存在します。一つは、カード保有者から弁済受領や求償をするイシュアーと呼ばれるものです。もう一つは、実際に加盟店に立て替え払いを行うアクワイアラーと呼ばれるものです。カード会社には提携先がいくつかあり、このイシュアーとアクワイアラーが違う会社になっていることも多いです。

■チャージバック
イシュアーがアクワイアラーから立て替えに関するデータの提供を受けた後に取引の内容が不当と判断される場合、異議を申し立て、即払金の返還を受ける手続があります。国際ブランドのクレジットカード会社で採用されており、これをチャージバックといいます。クレジットカードを使った取引で何かしらの被害にあった場合、このチャージバックを検討しましょう。
これには、チャージバックリーズンというものが必要になります。チャージバックリーズンはクレジットカード会社の取り決めで決められているもので、二重請求や商品の未到達がこれに当たります。それぞれのチャージバックリーズンごとにチャージバックができる期間が決められているので、できるだけ早く対応することを心がけましょう。
チャージバックの手続自体は法律で定められているわけではなくカード会社が自主的に決めているものに過ぎないため、注意が必要です。

■決済代行会社
カード会社と加盟店の間に決済代行会社が存在することがあります。決済代行会社は、クレジットカードの加盟店になれないような小規模の会社がクレジットカードを使った取引ができるように仲介する会社です。詐欺業者はこの決済代行会社を通じてカードでの取引を可能にしています。
このような決済代行会社を通じて行われる取引については、通常のクレジットカードの取引よりも多くの会社が取引に関係するため、契約を取り消すことが難しくなります。
決済代行会社が介在している場合、カード保有者が直接取引を行った事業者はカード会社の加盟店ではなく決済代行会社になります。そのため、クレジットカード会社に事情を説明しても無駄ということになってしまいます。また、カード保有者に決済代行業者との間に契約関係はないことから、決済代行業者に直接契約上の責任を問うことはできません。専門家と相談し、どのように対応するのか決めていくことをおすすめします。

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