注文住宅と建売住宅

新築一戸建てを手に入れる方法は、大きく分けて建売住宅と注文住宅の2種類の方法があります。


建売住宅とは、すでに完成している住宅や、完成に近い状態の住宅を指します。住宅のほとんどが完成しているため、販売価格が決定された状態で販売されることが特徴です。建売住宅を購入するには住宅ローン会社を探し、住宅を購入します。


対して注文住宅とは、依頼主の希望やニーズを聞き取り家を建てるものです。
ハウスメーカー、建築家、工務店などに建築を依頼し、更地に住宅を建てていきます。価格は予算に応じて変わます。

そして、注文住宅はフルオーダー住宅とセミオーダー住宅の２種類があります。
フルオーダー住宅では、使う木材や、断熱材、窓の種類など新築に関わるすべての項目について依頼者が指定することができます。そのため、依頼者にはかなりの建築知識が必要とされます。
メリットとしては、完全に自分好みの、世界に一つだけの住宅を手に入れることができます。デメリットとして、かなりの手間や費用がかかることがあげられます。

一方セミオーダー住宅とは、全てを決めるフルオーダー住宅に対し、基本的な仕様はすでに決まっているものを指します。住宅設備の色・外壁の色などを決めることをセミオーダー住宅と呼びます。
もちろん間取りも決めることができます。必要に応じて設備をより高品質にしたり、逆に質を下げることもできます。
フルオーダー住宅は、かなりの建築の知識や資金が必要であることから、セミオーダー住宅を希望する方が多いです。
?建築会社側も、手間がかかるのでフルオーダー住宅を避ける傾向があります。そのため、一般的に注文住宅と言う場合のほとんどはセミオーダー住宅を示していることが多いです。