不動産賃貸業のポイント

老後の資産運用として、不動産に投資をして賃貸業を始める方もいらっしゃると思います。そこで、不動産賃貸業を始める上で注意すべきポイントについて解説してみます。

１：アパートやマンションを建てる場合は、ハウスメーカーの話を鵜呑みにしないこと

賃貸アパートやマンションを建築する際は、当然ハウスメーカーなどの建築会社に相談すると思いますが、是非おすすめしたいのは、できればその物件の地元の不動産屋にも事前に相談することをおすすめします。
よくハウスメーカーに家賃相場や人気のある間取りを聞いて参考にされている方がおられますが、実際のお客様の声を直接聞いている不動産屋の営業マンに確認する方がよほど正確な情報が聞けます。
特に、ハウスメーカーは自分たちの売り上げが少しでも上がるよう営業してきますので、予想していた家賃では実際に募集しても決まらないということもあります。ですので、建築する場合は、事前に募集をお願いすることになる不動産屋の意見は必ず聞いておきましょう。

２：人気のある間取りや設備のポイントを抑える

すべて最新設備で整えると膨大な予算が必要になってしまいます。そこで優先すべきものを明確にすることが重要です。

〇バストイレ別、独立洗面台付き
〇TVモニター付きオートロック
〇システムキッチンガスコンロ２口

このあたりの設備は最低でも押さえておく必要があります。
また、よく見落としがちですが、ワンルームの場合は冷蔵庫置き場をキッチン側ではなく、居室側に設置しますと、非常に人気が落ちますので、冷蔵庫は居室の外に置けるようスペースを確保することが重要です。